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4月4日の海外株式・債券・為替・商品市場

更新日時

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。  

◎NY外為:ドル上昇、トランプ大統領と中国副首相が会談

  4日のニューヨーク外国為替市場ではドルが幅広い通貨に対し上昇。ホワイトハウスでは、トランプ米大統領と中国の劉鶴副首相との会談が行われる。5日には3月の米雇用統計が発表される。

  • ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%上昇。一時は0.3%上昇
    • 米中通商協議は最終段階を迎えたとの観測が広がっている
    • 米国債はほぼ全ての年限で上昇。10年債利回りは約2.51%に低下
    • 米新規失業保険申請件数は20万2000件に減少し、49年ぶり低水準
    • トランプ大統領はFRB理事候補にハーマン・ケイン氏を指名する意向-事情に詳しい複数の関係者が明らかにした
  • 主要通貨ではポンドが安い。0.6%安の1ポンド=1.3080ドル。メイ英首相は、欧州連合(EU)離脱を巡る妥協案を探るため、野党・労働党のコービン党首と協議を継続
    • ポンドは前日上昇していた-英議会はEUからの「合意なき離脱」を阻止する法案を僅差で可決した
    • シーナ・シャー氏らモルガン・スタンレーのストラテジストは、4日付のリポートで、メイ首相とコービン党首の「建設的」な協議だけではポンドが1.28-1.34ドルのレンジを抜けるには不十分な可能性があると記した
  • ユーロは0.1%安の1ユーロ=1.1223ドル
    • フランス国債入札での旺盛な需要やドイツ製造業受注の予想外のマイナスで利回りが低下
  • ドルは対円で0.1%高の1ドル=111円62銭

欧州時間の取引

  欧州時間にはドルが小幅高。薄商いの中、主要通貨は比較的狭いレンジでの動きとなった。市場では米中通商協議や5日発表の米雇用統計が意識された。
原題:Dollar Climbs Ahead of U.S.-China Talks, Payrolls: Inside G-10(抜粋)
Dollar Climbs Amid Thin Flows; Pound Reverses Gains: Inside G-10

◎米国株・国債・商品:S&P500が6連騰、ブレント一時70ドル台

  4日の米株式市場ではS&P500種株価指数が6営業日続伸。米中通商協議と3月の米雇用統計に対する楽観的な見方から買いが続いた。米国債相場は小高い。

  • 米国株はS&P500種が6日続伸、ナスダックは小幅安
  • 米国債は小高い、10年債利回り2.51%
  • NY原油は続落、ブレント原油は70ドル突破後に上げ縮小
  • NY金は小幅安、1オンス=1294.30ドルで終了

  S&P500種は日中は不安定な値動きだったが、結局2018年2月以降で最も長い6連騰となり、6カ月ぶり高値で終えた。ダウ工業株30種平均は昨年10月以来の高値で終了。中でもボーイングが指数の上昇に貢献した。1-3月納車台数が減少したことでテスラは下げ、ナスダック総合指数を押し下げた。トランプ米大統領は4日午後、中国の劉鶴副首相と会談する。

  S&P500種株価指数は前日比0.2%高の2879.39。ダウ平均は166.50ドル(0.6%)上げて26384.63ドル。ナスダック総合指数は0.1%低下。ニューヨーク時間午後4時52分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.51%。

  ニューヨーク原油先物相場は続落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物5月限は36セント(0.6%)安の1バレル=62.10ドルで終了。ロンドンICEの6月限は日中、昨年11月以降で初めてバレル当たり70ドルを突破したが、世界経済や米国産シェールの市場流入を巡る不透明感を背景に上げ幅を縮小。結局9セント高の69.40ドルで終えた。

  ニューヨーク金先物相場は小幅安。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.1%安の1オンス=1294.30ドルで終了した。

  ラッセル・インベストメンツのシニアポートフォリオマネジャー、ケビン・ディブニー氏はブルームバーグテレビジョンで、「通商合意が成立すれば、売りが出る可能性があり、失望を誘うかもしれない」とコメント。「だが長期的に、企業がこれを消化し、経営企画を語るようになれば、将来的に本物の手掛かり材料になるだろう」と語った。

  米国債市場は3月の米雇用統計の発表を翌日に控えて薄商いとなり、小幅な値動きに終始した。短期物の上昇は比較的小さく、イールドカーブがフラット化した。
原題:Stocks Post Longest Rally of Year; Dollar Gains: Markets Wrap(抜粋)
USTs Hold Gains; Front-End Lags in Muted Activity Ahead of Jobs
Oil Tops $70 But Can’t Hold Gain as Trade, Iran Questions Swirl
PRECIOUS: Platinum Surges as Mine Workers Appeal Strike Ruling

◎欧州債:フランス債が上昇、ドイツ債上回る値上がり

  4日の欧州債市場でフランス債が上昇。同国債の入札後に準中核国債のパフォーマンスは中核国債を上回った。

  • フランス国債はドイツ国債を上回る値上がりで、フランス債のイールドカーブはフラット化
  • イタリア債はいったん下落したが、その後上昇。同国の財政赤字はGDPの2.3-2.4%と、従来予想の2.04%から悪化する見通しだと関係者が明らかにした
    • ダンスケのストラテジストはこの見通しについて、フィッチなどの格付け会社の予想(2.3%)に沿っていると指摘
  • ドイツ10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げてマイナス0.01%、フランス10年債利回りは3bp下げて0.37%、イタリア10年債利回りは4bp低下の2.50%
  • ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください

原題:French Bonds Outperform Germany; Italy Gains: End-of-Day Spreads(抜粋)

(NY外為と米国株・国債・商品を更新します.)
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