コンテンツにスキップする

長期金利が約1カ月ぶり高水準、米中協議進展期待で株高・円安

更新日時

債券相場は下落。長期金利は一時約1カ月ぶりの高水準を付けた。米中貿易協議の進展期待を受けた株高・円安やノルウェーの年金基金が資産構成の見直しに伴って円債を売却するとの観測を背景に、先物を中心に売りが優勢だった。

  • 長期国債先物6月物の終値は9銭安の152円74銭。一時152円70銭まで下落
  • 10年物354回債利回りは一時マイナス0.03%と、新発債として3月8日以来の水準に上昇
  • 新発5年物138回債利回りは一時マイナス0.16%と3月12日以来の高水準

市場関係者の見方

バンクオブアメリカ・メリルリンチの大崎秀一チーフ金利ストラテジスト
  • 米中貿易交渉の進展を受けたリスクオンによる米欧金利の上昇や株高・円安、ノルウェーの年金基金による円債売りの観測などが材料に
  • 新発10年債利回りはマイナス0.1%、同年限の米国債利回りは2.5%割れでいったん底打ちか-実体経済の底堅さは崩れず
  • 米雇用統計の発表を今夜に控え、投資家は様子見姿勢を保つだろう
岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト
  • 円債は思ったより売られている。米中通商協議の進展期待からか株式の先高観が出ており、景気減速懸念で一本調子に金利が低下していたのが、ややほぐれる可能性がある
  • 超長期ゾーンでは基本的にフラット(平たん)化の流れが続いているが、円安が進めば日銀オペ減額への警戒感も出てくるのでちょっと落ち着いた

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.155%-0.165%-0.035%0.370%0.540%0.560%
前日比+0.5bp 横ばい+1.0bp+1.0bp+1.0bp+1.0bp
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE