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Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

トランプ大統領、4日に劉中国副首相と会談-通商協議大詰めか

更新日時
  • 重要問題で数日間での合意目指す、4日にも首脳会談の日程発表か
  • 米中通商合意案、中国の公約履行期限を2025年に設定と関係者
Shipping containers sit stacked in a yard near the Tianjin Port in this aerial photograph taken in Tianjin, China.
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

米中通商協議が最終段階を迎えた可能性がある中で、トランプ米大統領は4日午後4時半(日本時間5日午前5時半)にホワイトハウスで中国の劉鶴副首相と会談する。

  劉副首相とライトハイザー通商代表部(USTR)代表、ムニューシン財務長官は3日にワシントンで通商協議を再開。向こう数日間で中核的な問題で合意し、トランプ大統領と習近平国家主席の調印式につなげたい考えだ。

  米国と中国がまとめつつある通商合意案は、一次産品の輸入拡大や米企業による中国での100%出資会社設立の容認といった中国の公約の履行期限を2025年に設定している。米中協議に詳しい関係者3人が明らかにした。

  JPモルガン・アセット・マネジメントでアジア太平洋担当チーフ市場ストラテジストを務める許長泰氏(香港在勤)は、「双方とも合意を望んでいるが、同時に自国民にとって確実に正しい取引にしたいと思っている」と指摘した。

  米国株が3日に上昇し、S&P500種株価指数がほぼ6カ月ぶりの高値となった後、アジア時間4日午前のアジア株はまちまちの展開となった。投資家は米中協議の進展の具体的表われを見たいと思っている。

Trade Talks Enter Crunch Time As China's Liu Arrives In U.S.

中国の劉鶴副首相(3日、ワシントン)

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  トランプ大統領の経済顧問トップであるクドロー国家経済会議(NEC)委員長は3日、ワシントンで記者団に、米中の閣僚級通商協議は「順調に前進している」が「まだ合意には達しておらず、週内に近づくことを望む」と語った。

  米中当局者はなお、両国首脳がいつ調印式を行えるかを議論している。事情に詳しい複数の関係者によれば、4日にも首脳会談の日程が発表される可能性があるという。

  協議が非公開であることを理由に関係者が匿名で明らかにしたところでは、通商合意案で中国は、25年までに大豆やエネルギーを含む米国の一次産品の輸入を拡大するほか、中国に進出した米企業に100%出資会社設立を認めると公約する。この公約は拘束力があり、もし履行しなければ米国は報復措置を講じることが可能。また、中国の他の公約の期限は29年で、拘束力を持たないため履行しなくても米国の報復措置を招かないという。

原題:U.S. Said to Set 2025 Target for China to Fulfill Trade Pledges(抜粋)
Trump to Meet With China’s Liu He Thursday: White House

(トランプ氏と劉氏の会談などを追加して更新します.)
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