コンテンツにスキップする
Photographer: John Taggart/Bloomberg

アクティブ運用に再び試練、年初の好スタートは3月に失速

  • ベンチマーク上回るファンド、3月末で全体の36%-2月は50%超
  • 米当局のハト派姿勢で裏目、挽回できなければ12年連続の敗北に
Steam rises as pedestrians cross a street near the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S.
Photographer: John Taggart/Bloomberg

今年最初の2カ月間に驚異的な好成績を残したアクティブ運用者らは、3月は散々な結果に終わった。

  ジェフリーズ・グループがまとめたデータによると2月が終わった時点で、ラッセル1000などのベンチマークを上回るパフォーマンスを残した大型株アクティブファンドは、全体の50%を超え、過去10年で最高の成績となる勢いだった。それが3月末には36%にまで減り、アクティブファンドにとって今年も屈辱的な1年になりそうな状況だ。

Share of active managers besting benchmarks dropped dramatically in March

  ジェフリーズの米国株担当ストラテジスト、スティーブン・デサンクティス氏は「3月は悪い月だった」と語る。「アクティブ型の成績がパッシブ型を下回り続けるようでは、パッシブがある中でアクティブが存在する意味を説明のしようがないではないか」と続けた。

  アクティブ運用者にとって、問題は銘柄選びだ。今回はまさに間の悪いことに、テクノロジーや不動産を買っておくべき時期に、ヘルスケアなどディフェンシブ銘柄を買った運用者が少なくなかった。そこへ米金融当局がさらにハト派姿勢に傾斜し、多くが痛手を負った。投資信託が最も好む銘柄の値動きを示すゴールドマン・サックスの指数は、3月に実質横ばいだったのに対し、最も保有されていない銘柄の指数は3%上昇した。

  ジェフリーズによると、大型株アクティブ運用者のパフォーマンスが今年もベンチマークを下回れば、12年連続の敗北となる。

Mutual funds suffered losses in March as their best picks struggled

原題:Active Fund Managers Get Blown Up Again After Hot Start to 2019(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE