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ドイツ銀にさらに逆風か、英EU離脱でライバルがフランクフルト集結

  • 独連銀のビュルメリンク理事がインタビューで発言ー具体名は挙げず
  • フランクフルトは「より国際的になり競争力が増す」-同理事

英国の欧州連合(EU)離脱で多くの銀行が人員をドイツに移すことで、ドイツ銀行など同国の投資銀行はますます厳しい競争を強いられる可能性がある。

  英国からの移転は当初はほとんど影響を及ぼさないだろうが、外国の銀行がドイツでの新拠点を利用し同国内で投資銀行サービスを拡大するようになれば、状況は変わる可能性があるとドイツ連邦銀行の銀行監督責任者、 ヨアヒム・ビュルメリンク理事がインタビューで語った。

  投資銀行は「ダイナミックな事業であり、外銀はふと周りを見回した際、さらなるビジネス機会があることに気付くかもしれない」と同理事は述べ、「フランクフルトは金融センターとして、より国際的になり競争力が増すだろう」と語った。

  これはドイツ銀などにとって、競争激化を意味する。ビュルメリンク理事は銀行名は挙げなかったが、フランクフルトを本拠とするドイツ銀は欧州の大手投資銀行でありながら、米銀勢にシェアを奪われている。

  ドイツ銀は国内同業のコメルツ銀行との合併を検討中で、両行とも国内事業重視を打ち出しているが、国内市場での法人顧客獲得競争で利益は圧迫されている。オランダ同業INGグループは昨年、3年間でドイツのコーポレートバンキング担当の人員を1.5倍にする計画を明らかにした。

関連ニュース:ショルツ独財務相、ドイツ銀とコメルツ銀合併をまた一押し

Shrinking Margins

The money earned on German corporate loans has been falling since 2014

Source: Bundesbank's German Bank Lending Survey

Note: Value shows differential in percent between number of banks responding margins have grown and those reporting margins have contracted

原題:Brexit May Bring New Threat for Battered German Investment Banks(抜粋)

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