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【NY外為】ポンド上げに転じる、メイ首相が超党派の協議提案

更新日時

2日のニューヨーク外国為替市場ではポンドが上昇。朝方から軟調に推移していたが、メイ英首相の声明に反応して反転した。メイ首相は、欧州連合(EU)離脱を巡る事態の行き詰まり打開に向け労働党のコービン党首との協議を提案。よりソフトな離脱の可能性への道を開いた。ドルは一時3週ぶり高値を付けた。

  • 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%上昇  
    • 米国債は全年限で上昇。10年債利回りは2.47%に低下
  • 主要通貨ではポンドの上げが目立ったほか、円やスイス・フランといった逃避先通貨も底堅い動き
    • カナディアン・インペリアル・バンク・オブ・コマース(CIBC)の為替戦略責任者、ジェレミー・ストレッチ氏(ロンドン在勤)は「メイ首相がよりソフトな離脱シナリオに姿勢を変えつつあるとの見方から、ポンドに対しある程度楽観が戻ってきている」と分析した。
    • ポンドは0.2%高の1ポンド=1.3135ドル。一時は0.7%安まで下げた
  • ユーロは下落。貿易関係を巡る緊張が世界経済の成長を脅かしており、世界貿易機関(WTO)の改革を通じた対応が必要だと、EUが20カ国・地域(G20)に訴える意向だとのロイター報道に反応した。対ドルで0.1%安の1ユーロ=1.1203ドル
  • 円はほぼ変わらずの1ドル=111円33銭

欧州時間の取引

  欧州時間にはドルが上昇。ドル指数は3週間ぶり高水準となった。株価上昇の勢いが衰えたほか、他の主要通貨に下押し圧力がかかったことが背景にある。

原題:Pound Reverses Drop as May Reaches Across the Aisle: Inside G-10(抜粋)
Dollar Rises to Three-Week High; Euro, Pound Weaken: Inside G-10

(見出しやリードを書き換え、更新します.)
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