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Photographer: Luke Sharrett/Bloomberg

米国の自動車輸入制限、米中の貿易摩擦より影響が大きい-WTO

A Bayerische Motoren Werke AG (BMW) MINI Cooper vehicle is displayed for sale at a dealership in Louisville, Kentucky, U.S., on Wednesday, Feb. 27, 2019. WARD's Automotive Group is scheduled to release auto sales figures on March 1.
Photographer: Luke Sharrett/Bloomberg

外国車の輸入を制限するとのトランプ米大統領の脅しは、米中間の貿易摩擦よりも世界経済への影響が大きいと、世界貿易機関(WTO)のチーフエコノミスト、ロバート・クープマン氏が指摘した。

  同氏は2日、ジュネーブで記者団に対し、おおざっぱな計算だと前置きした上で、「米中間の貿易は世界全体の約3%だ。世界全体の自動車貿易は貿易全体のおよそ8%となっている。そのため、自動車関税の影響の方が米中の貿易摩擦よりも大きいことが想像できるだろう」と述べた。

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  WTOは2019年の世界貿易成長率予想を3年ぶりの低水準に下方修正。貿易摩擦や関税の影響を理由に挙げた。

  自動車輸入が国家安全保障に及ぼす影響に関し、米商務省は報告書の作成を終えている。トランプ政権はこれを踏まえて、自動車および同部品の輸入に対する関税や割り当てなどの制限を検討している。米国は昨年、鉄鋼に対して25%、アルミニウムに対して10%の関税を賦課したが、今回の自動車を巡る対応は、金属と同様のプロセスを経ている。

原題:If You Think Trump’s China Policy Is Tough, Wait for Car Tariffs(抜粋)

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