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英中銀:複数の貸金業者と協議、システミックリスク見極めで-関係者

  • 貸金業者のリスクがより広範な経済へと拡散する脅威を当局は調査
  • 貸金業者は1件の取引で10億ポンドの融資も可能に

イングランド銀行(英中銀)は経済成長鈍化に対する耐性を見極めようと貸金業者と話し合いを重ねていることが、事情に詳しい関係者2人の情報で明らかになった。

  協議が非公開だとして匿名を条件に述べた関係者によると、イングランド銀で金融安定を担当するチームは過去1カ月間、英国の大手貸金業者少なくとも2社と個別に協議した。イングランド銀は景気下降局面で負荷がかかると予想される分野を判断しようとしており、貸金業者との協議はその一環だという。

  英中銀の広報担当はこの件についてコメントを避けた。

  英国で多様な融資が提供されるようになる中で、ノンバンクの貸金業者による融資は従来型の金融機関をしのぎ始めている。今年初めには貸金業者1社が借り手に対し1回で10億ポンド(約1450億円)を貸し付けた。この取引は欧州の民間融資では過去最大級で、貸金業者の融資力が当局者の目にとまり、景気低迷時に問題が生じた場合のより広範な経済に及ぼしうる影響について調査が促された。

British Focus

Private credit firms operating in Europe have been more active in the U.K.

Source: Deloitte Alternative Lender Deal Tracker

*Percentage of 1,510 deals completed in Europe in the 22 quarters to 2Q18

原題:Bank of England Said to Meet Shadow Lenders About Systemic Risk(抜粋)

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