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きょうの国内市況(4月2日):株式、債券、為替市場

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●日本株は小反落、海外景気の懸念後退で内需安い-金融や輸出は上昇

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  東京株式相場は3日ぶりに小反落。海外景気懸念の後退から景気に左右されにくい安定業種を敬遠する動きが出て、情報・通信や陸運、電気・ガスなどが安くなった。米国の製造業景況感の改善や金利上昇、為替の円安から銀行など金融、機械など輸出関連は上昇。

  • TOPIXの終値は前日比4.12ポイント(0.3%)安の1611.69
  • 日経平均株価は3円72銭(0.02%)安の2万1505円31銭

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の荒井誠治投資ストラテジストは「中国製造業が景気刺激策の効果で持ち直してきたことが米製造業にじわりと波及、日本の製造業にも中国関連中心に明るい兆しが出ている」とした上で、ここまでの買いはショートカバーが主体だと指摘。外需関連の先行き不透明感が後退する中で「内需は嫌われている」とし、電力株などは決算期末を通過したことで配当取りの反動が出やすくなっていると話した。

  • 東証33業種は不動産や陸運、小売、電気・ガス、サービス、情報・通信、食料品、建設、医薬品が下落
  • 鉱業や非鉄金属、機械、銀行、証券・商品先物取引、海運、保険は上昇

●債券は下落、中期債軟化が重し-10年入札順調で一時買い戻しも

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  債券相場は下落。米国債市場で長期金利の低下が一服したことを受けて、売りが先行した。この日に実施された10年国債入札結果が順調だったことからいったんは買い戻されたものの、中期債を中心に年度初めの売りが出たことで、先物は取引終了にかけて下げ幅を拡大した。

  • 長期国債先物6月物は前日比22銭安の152円94銭と安値引け
  • 新発10年物353回債利回りは一時2ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.065%と、3月22日以来の高水準
  • 新発2年国債利回りはマイナス0.16%と約3週間ぶり、新発5年国債利回りはマイナス0.17%と約2週間ぶりの高水準

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 米景況感指数を受けて海外市場で株高・円安になった流れを引き継ぎ、少しずつ円債も売られた
  • 期初の益出しニーズで売りも出やすく、引けにかけては中期ゾーンを中心に利回りが上昇した
  • 一方、10年債入札は強めの結果となり、期初の円債需要は意外と旺盛な感もある

10年債入札

  • 最低落札価格は101円60銭と、ブルームバーグがまとめた市場予想の中央値101円58銭を上回った
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は5.07倍と2005年2月以来の高水準、前回は4.25倍
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は1銭と、前回の2銭から縮小
  • SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト
    • 応募額が昨年2月以来の高水準で、潜在的な円債需要は高いと思われる
    • ある程度は円債で収益を作っていかないといけないというのは共通認識としてある

●ドル・円は111円前半、景気懸念後退で一時2週間ぶり高値-豪ドル下落

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=111円台前半で推移。米製造業景況感指数の予想以上の改善で世界景気の減速懸念が和ぎ、朝方に約2週間ぶり高値を記録した。その後は、米長期金利の低下や日本株の上げ幅縮小に伴い伸び悩んだ。

  • ドル・円は午後3時15分現在、前日比0.1%安の111円29銭。朝方に111円46銭と3月20日以来の高値を更新した後、111円29銭まで弱含み、午後は111円30銭台でもみ合う
  • オーストラリア・ドルは対ドルで0.5%安の1豪ドル=0.7080ドル。オーストラリア準備銀行の発表文を受けて上下に振れた後、0.7079ドルまで下落。豪ドル・円は0.5%安の1豪ドル=78円79銭
  • ポンド・ドルは0.4%安の1ポンド=1.3047ドル。欧州連合(EU)からの離脱問題で英下院が代替案を否決したことを受け、早朝に1.31ドル付近から一時1.3031ドルまで急落

大和証券の亀岡裕次チーフ為替アナリスト

  • 中国と米国の経済指標が予想より強かったことが大きかったが、強い指標だけでもないので、そんなにどんどん円安という感じもない
  • 英離脱問題が来週にかけてヤマ場を迎えるので、今までポンドの変動だけだったが、他通貨にも影響しやすくなってくる可能性があり、不透明感が晴れないとリスクオフの円高に
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