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Photographer: Miles Willis/Bloomberg

ポンドに妙味、膠着打開近い-円高への賭けはやや危険とゴールドマン

  • ソフトな離脱アプローチについて一両日中にめどが立つ可能性も
  • グローバルな工業サイクルが上向きつつある兆候ある
A collection of five, ten, twenty and fifty British pound banknotes stand in this arranged photograph in London, U.K., on Thursday, Oct. 13, 2016. The U.K. currency is getting harder to trade, and to predict, because the nation’s exit from the European Union has changed the rules of engagement.
Photographer: Miles Willis/Bloomberg

ゴールドマン・サックス・グループによると、英ポンドは先進国通貨の中で最大の収益機会を提供している。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る行き詰まりが近く打開されると同行は予想する。

  ゴールドマンの外国為替・新興国市場戦略グローバル共同責任者のザック・パンドル氏は、メイ英首相がまとめた離脱案の代案について支持動向を探る下院の投票で、いずれも反対が賛成を上回ったことを受け、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューに応じ、「大詰めの段階に差し掛かりつつある。これらの投票で支持が得られなかったとしても、進展しつつあると思う」と述べた。

  パンドル氏は、行き詰まりの長期化や混乱を伴う合意なき離脱のシナリオではなく、再国民投票とパッケージ化された恒久的な関税同盟残留を含むと考えられるソフトな離脱アプローチについて、一両日中にめどが立つこともあり得ると予想し、「ポンドは今の先進国市場通貨で恐らく最大のチャンスといえる」と主張した。香港時間午前9時49分現在、ポンドの対ドル相場は1ポンド=1.3066ドルと最近のレンジの下限近辺にある。

  ゴールドマンはその一方で、円に対するドルの売り持ちの勧めを撤回した。パンドル氏は「グローバルな工業サイクルが上向きつつある様子を示すデータが十分あると考えている。短期的に円高に賭けるのは少し危険過ぎる」と指摘した。

The British pound has rebounded but remains highly sensitive to political news

原題:Goldman Sees a ‘Big Finish’ for Brexit, Opportunity in the Pound(抜粋)

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