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【引受実績】みずほ証券3冠、サムライも首位-18年度社債・財投含め

  • 年度引受額は5641億円-マレーシア債で3月にSM日興を逆転
  • 財投機関債で8年ぶり、社債で2年ぶりのトップになっていた

2018年度のサムライ債引き受けランキングは、みずほ証券が3年連続で首位となり、社債と財投機関債を含めて年度3冠になった。

  ブルームバーグのデータによると、みずほ証のサムライ債引受額(自社発行分除く)は5641億円だった。1、2月まではSMBC日興証券に続く2位だったが、3月のマレーシア債2000億円の主幹事になり逆転した。マレーシア債は引受額の内訳が開示されず、データ上は主幹事3社が均等に表示される。みずほ証はHSBCホールディングスの初のTLACサムライ債を含めて件数でも他社をしのいだ。

  年度引受額でみずほ証は財投機関債で8年ぶりのトップだった。7年連続首位の三菱UFJモルガン・スタンレー証券は6月末に表面化した国債相場操縦が影響、5大証券で最下位になった。社債でもみずほ証は、17年度首位の野村証券を上回り2年ぶりのトップになった。サムライ債でみずほ証は16年度から首位を堅持している。

  サムライ債は金融庁のTLAC(総損失吸収能力)債リスクウエートの経過措置で、国際金融システム上で重要な銀行(GーSIBs)の発行が増えた。みずほ証の長嶋慎一郎グローバルキャピタルマーケット推進部次長はTLAC債について「1件当たりの発行額増加に加え、年度に複数回起債する発行体も増えた」と述べた。国際協力銀行(JBIC)部分保証債、フィリピンとマレーシアの久しぶりのソブリン債を含めて「象徴的な案件を幅広く手掛けることができた」としている。

3月順位引受会社引受額(億円)シェア(%)件数
HSBC66733.3
みずほ証66733.3
大和証66733.3
2018年度
(2月まで)
引受会社引受額
(億円)
シェア
(%)
件数
1(2)みずほ証564123.148
2(1)SM日興499120.444
3(3)大和証470319.241
4(4)三菱モル393216.136
5(5)野村証316412.933
6(ー)HSBC 667 2.7 1
7(6)シティ 498 2.0 7
8(7)メリル日本 467 1.9 3
9(8)JPモル 163 0.7 1
9(8)ガスプロム 163 0.7 1
11(10)BNP  75 0.3 1
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