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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

SMBC日興は米国株業務でベテラン幹部2人採用、専任チーム4倍へ

  • エネルギー業界の専門家と金融業界30年超の経歴持つ人材
  • 今後数カ月でヘルスケアやテクノロジー分野などでの採用も計画
A trader works on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

三井住友フィナンシャルグループ傘下のSMBC日興証券は、米国株関連業務を拡大する。3月までに機関投資家向けに株式の売買を手がけるセールス・トレーディング部門で、20-30年の経験を持つ幹部2人を採用した。昨年11月に米国で専任チームを立ち上げており、今後数カ月内にヘルスケアやテクノロジーなどの重点分野を中心に10人程度増員する計画。

  ブルームバーグが入手した文書で明らかになった。SMBC日興証券の広報担当、河原崎航氏も2日までに文書の内容を確認した。

  エネルギー業界株式調査担当のマネージング・ディレクターとして入社したデイビッド・ヘイブンズ氏は、米モルガン・スタンレーやドイツ証券などで約20年同業務に従事。機関投資家向け米国株セールスのエグゼクティブ・ディレクターとなるカール・ハマーン氏は、投資銀行ニーダム・アンド・カンパニーに17年勤務するなど金融業界で30年以上の経験を持つ。

  SMBC日興は米国株式市場での存在感の向上を目指している。トレーディング業務の強化で法人顧客層が拡大すれば、引き受け業務との相乗効果も見込める。昨年11月に米国株セールス・トレーディング部門の専任チームを立ち上げ、リチャード・ハンレー氏を責任者に任命。今回採用した2人は米国在勤でハンレー氏の直属となる。チームは6人体制となった。

  ハンレー氏はブルームバーグの取材に「引き続き戦略的に採用を進め、ヘルスケア、テクノロジー、エネルギー、不動産投資信託(REIT)セクターを対象に米国株業務を強化していく」とコメント。今後、セールス担当やアナリストらの採用を進め、16人体制を目指す。 

  SMBC日興でエクイティ本部を統括するトレボー・ヒル常務執行役員は2人の採用について三井住友Fの「企業価値向上に寄与すると確信している」と述べた。

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