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ユーロ圏CPI:3月は前年比1.4%上昇、市場予想下回る

  • コアCPIは0.8%上昇、約1年ぶりの低水準
  • 世界的な製造業低迷や需要減で、雇用・賃金増の物価への転嫁鈍く

3月のユーロ圏インフレ率は、市場予想に反して前年同月比の伸びが低下した。食品とエネルギーを除くコアのインフレ率は約1年ぶりの低水準となった。欧州中央銀行(ECB)が新たな緩和策を打ち出す根拠が一段と強まった。

  欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が発表した3月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値は前年同月比1.4%上昇、コアCPIの上昇率は0.8%だった。金融政策当局者はいずれ物価が上昇すると確信しており、ドラギECB総裁は先週、インフレ率の目標への収れんは「遅れているが脱線してはいない」と述べていた。

Both headline and core inflation were weaker than expected in March

  ユーロ圏のインフレは改善を続ける労働市場に比べて弱い。域内の失業率は2月も7.8%と、過去10年余りで最も低い水準を維持したが、世界的な製造業の低迷や全般的な需要減を背景に、雇用や賃金の伸びが物価に転嫁されるペースは緩やかだ。

原題:Euro-Area Inflation Slows as Core Gauge Reaches 11-Month Low (1)(抜粋)

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