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ヘッジファンド、機関投資家が配分引き上げ計画-JPモルガン調査

  • ほぼ3分の1が、ヘッジファンドへの資金配分引き上げを計画
  • 引き下げを計画しているのは13%、55%は横ばいの見込み

ヘッジファンドにとって2018年は成績不振と市場の不安定で激動の年となったが、今年は機関投資家がヘッジファンド投資を増やしそうだ。

  市場平均を上回るリターンや分散投資を目指す寄付基金や年金基金が、ヘッジファンドに投資しようとしている。JPモルガン・チェースの調査が示した。回答者のほぼ3分の1が、ヘッジファンドへの資金配分を引き上げることを計画している。18年に引き上げる方針を示したのは15%にとどまっていた。引き下げを計画しているのは13%、55%は横ばいの見込みだという。

Getting a Boost

More investors plan to increase their allocations to hedge funds in 2019

Source: JPMorgan 2019 Institutional Investor Survey

  JPモルガンのキャピタルアドバイザリー担当グローバル責任者、マイケル・モンフォース氏は、「ヘッジファンドは良い位置にいる。投資家は特定の市場でヘッジファンドが提供できる価値を認識しつつある」と述べた。

  ヘッジファンド・リサーチによると、業界の昨年成績はファンド加重ベースでマイナス4.8%、資金は335億ドル(約3兆7200億円)流出した。

  調査によると、投資家はヘッジファンドの密集、スタイルの変動、透明性について引き続き懸念している。JPモルガンは、合計運用資産約7060億ドルに上る227の投資家を対象に年次機関投資家調査をまとめた。

  回答者のほぼ半数が、アジアへのエクスポージャーを増やすことを計画している。マクロ戦略とクレジットストラテジーも資金を集めそうだ。一方、基本的な株式ロングショートとイベントドリブン、マネージドフューチャーズ戦略からは資金流出が見込まれる。

原題:JPMorgan Survey Sees Hedge Fund Demand Surging After a Down Year(抜粋)

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