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【コラム】華為の問題は製品の不具合、予想以上に脆弱か-ウェブ

中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の製品は中国政府のハッキングにもろいだけでなく、それ以外の多くの攻撃にも弱いと英国のファーウェイサイバーセキュリティー評価センター(HCSEC)監督委員会が年次報告書で指摘した。

  広範な主体が侵入できる脆弱(ぜいじゃく)性を生む基本的なエンジニアリング能力とサイバーセキュリティーの予防に関わる調査結果だ。英国家サイバーセキュリティーセンター(NCSC)は特定された不具合が中国政府の干渉による結果だとは考えていない。

  すでに苦境に陥っている華為には、これまで以上に悪いニュースだ。今までの懸念は中国政府の主体がもたらす脅威に焦点が絞られていたが、これは華為製品の基本的な品質に対する幅広い批判であり、つまりノキアやエリクソン、シスコシステムズといったライバル企業にとっては朗報だ。

  HCSECは英国のネットワークで華為製品使用が認められる前に、全ての同社製品を厳しく検査するためにイングランドのオックスフォードシャーで設立された。3月28日に公表された報告書は、一部の機器とソフトウエアについての問題を特定したのだ。

Revenue Sources

The Europe, Middle East and Africa region is Huawei's second-biggest market

Source: Bloomberg

  華為はどのように対応すべきなのだろう。米国では昨年、フェイスブックが選挙運動に悪用されたとのスキャンダル発覚が相次ぎ、同社はコンテンツをより効果的に検証するために従業員を数千人増やすと誓った。

  今回の報告書によれば、7年前に最初に指摘されたサイバーセキュリティー上の欠点への華為の対応はあまりにも遅い。プロセス改善のため5年間に20億ドル(約2200億円)を投じるとすでに約束している同社だが、そうした計画には明瞭さが欠けていると批判している。

  英政府は今のところ、華為製品の全面禁止を見送っているが、華為の企業顧客は同社製品の使用回避に非常に近づくことになるかもしれない。華為が提起された問題に対処できなければ、売り上げ全体が英国のみならず世界的に悪影響を受ける可能性がある。最低限でもフェイスブックが懸念を和らげるために取った対応と同程度の規模で行動する必要がある。

  (アレックス・ウェブ氏はブルームバーグ・オピニオンのコラムニストで、欧州のテクノロジー・メディア・通信業界を担当しています。以前はブルームバーグ・ニュースでアップルなどのテクノロジー企業を取材していました。このコラムの内容は必ずしも編集部やブルームバーグ・エル・ピー、オーナーらの意見を反映するものではありません)

原題:Huawei Is More Vulnerable to Hacks Than We Thought: Alex Webb(抜粋)

    This column does not necessarily reflect the opinion of the editorial board or Bloomberg LP and its owners.

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