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720円の自転車部品窃盗で解雇されたロンドンの元行員、みずほを提訴

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みずほ銀行のロンドン部門でリレーションシップマネジャーとして働いていたマリウス・カラコタ氏は、会社の駐輪場から他人の自転車の部品を持ち去ったことを理由に解雇された。上司のいじめや銀行側の規則不履行の可能性を訴えていた同氏を解雇する「都合の良い材料」としてみずほがこのエピソードを利用したと同氏は述べ、ロンドンの雇用審判所に提訴した。

  カラコタ氏は同僚の自転車から2016年11月にチェーンガードを持ち去ったことを認めている。この行動は監視カメラの映像に捉えられていた。しかし同氏は、値段にして5ポンド(約720円)程度のそれが自分のものだと確信したから持ち去ったのだと主張している。

  同氏は先週提出した訴状で、みずほは自分を「合法的に解雇する」チャンスだと考え、「意図的に自分を追い出したと信じている」と論じた。

  みずほの広報担当者は、カラコタ氏の「主張を否定する」とし、それ以上のコメントを控えた。同行行員は近く証言する予定。

  カラコタ氏は上司によるいじめと攻撃的な行動について、また英金融行動監視機構(FCA)に承認された行員として自分が登録されていなかったことについて、不満を会社側に伝えていたため「不都合でやっかいな従業員」とみなされていたと説明。監視カメラの映像が見つかった時点で既に、人事とコンプライアンス担当者は自分に対して偏見を持っていたと主張した。

  訴状によると、同氏は自分の自転車からチェーンガードがなくなり、駐輪場で見つけた別の自転車のチェーンガードに自分のものだと示す「明白な特徴」があったため持ち去った。後日呼び出されてこの映像を見せられ、重大な不正行為を理由に解雇されたという。「チェーンガードを持ち去った自転車にメモを残しておけばよかった」と同氏は悔やんでいる。

原題:London Banker Fired for ‘Stealing’ $6.50 Bike Part Sues Mizuho(抜粋)

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