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債券は下落、株価上昇や円安で売り優勢ー利回り曲線はスティープ化

更新日時

債券相場は下落。米中の貿易協議が進展しているとの観測から株価と長期金利が上昇した海外市場の流れを引き継いだことや、日本株上昇と円安も加わって超長期債を中心に売りが優勢となり、利回り曲線はスティープ(傾斜)化した。明日以降に10年債入札や30年債入札を控え、新年度入りした投資家の動きは低調だった。

  • 新発20年物167回債利回りは2ベーシスポイント(bp)高い0.35%。新発30年物61回債利回りは2.5bp上昇、新発40年物11回債は午後3時過ぎに取引が成立し利回りは2bp上昇
  • 新発10年物353回債利回りは1bp高いマイナス0.085%、一時はマイナス0.08%まで上昇
  • 長期国債先物6月物の終値は前週末比12銭安の153円16銭

市場関係者の見方

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト
  • 投資家は新年度に入ったばかりで、まだ活発に動いてはいない印象だ。金利が若干上がるのは例年通りの動き
  • 中国の景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)は良かったが、日銀企業短期経済観測調査(短観)の結果は予想の範囲内で特段の材料にならない
  • あすの10年債入札は新発債とあって利回りが1.5bp程度上がるので需要が見込まれるが、その後に流通市場で買われて足元と同じ水準まで下がってしまう可能性も

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.175%-0.195%-0.085%0.350%0.520%成立せず
前週末比+1.0bp+1.0bp+1.0bp+2.0bp+2.5bp
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