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米司法長官、モラー特別検察官の報告書を4月半ばまでに公表へ

  • バー長官はトランプ大統領に批判的な部分を削除しないと示唆
  • 議会は報告書の全面公開を要求-ナドラー下院司法委員長

バー米司法長官は、2016年米大統領選に対するロシア介入疑惑を捜査したモラー特別検察官の報告書を4月半ばまでに議会に提出し公表する方針を示した。トランプ大統領にダメージを与える情報も含まれる可能性もあるが、捜査結果を巡る新たな争いの種となる恐れもある。

  バー長官は29日の議会宛ての書簡で、大陪審の証拠など機密情報は今回議会に提出する内容から省かれると説明。ただ、トランプ氏や16年大統領選での同氏陣営幹部に対し批判的であることを理由に情報を削除することはないと示唆した。

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バー米司法長官

写真家:Oliver Contreras / Bloomberg

  これに対し、議会民主党はモラー特別検察官の報告書とその背後にある証拠の全面公開のために闘うと表明した。

  下院司法委員会のナドラー委員長(民主)は声明で、「司法長官に今週伝えた通り、議会はモラー報告書が編集なしで4月2日までに全面・完全公開されるよう要求しているほか、背後にある証拠へのアクセスも求めている。この期限は依然として有効だ」と指摘した。

  バー長官はモラー氏の報告書を巡り、5月1日に上院司法委員会、5月2日に下院司法委員会で証言する意向も示した。

原題:Barr Hints at Wider Release of Mueller Report as Democrats Fume(抜粋)

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