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【米国株・国債・商品】株が続伸、リフト上昇-四半期で09年来大幅高

29日の米株式相場は続伸。四半期ベースでも値上がりした。米国債はこの日、下落。対中通商協議への期待が広がった。

  • 米国株は続伸、対中貿易交渉に期待
  • 米国債は小幅下落、10年債利回り2.41%
  • NY原油は反発、ロシアや米国で生産削減の動き
  • NY金は反発、終値1298.50ドル

  S&P500種株価指数は四半期ベースで2009年以来の大幅高。上場初日のリフトが8.7%高。同社の新規株式公開(IPO)は米大手テクノロジー企業として今年第1号となり、需要旺盛だった。米10年債利回りは上昇。今週は大きく低下する場面があり、景気減速を巡る懸念が浮上した。

  S&P500種は前日比0.7%高の2834.40で終了。ダウ工業株30種平均は211.22ドル(0.8%)上げて25928.68ドル。ナスダック総合指数は0.8%上昇。ニューヨーク時間午後4時36分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.41%。

  世界の主要中銀が金融緩和姿勢の維持に前向きな考えを示したことや、貿易戦争を巡る懸念が和らいだことから、1-3月(第1四半期)はリスク資産に買いが集まった。一段の上昇は米中協議の結果にある程度左右される可能性がある。同協議では合意文書の文言を1行ごとにすり合わせる作業が行われていると、関係者は述べた。クドロー国家経済会議(NEC)委員長はCNBCに対し、米国はなお中国との協議でかなりの進展を遂げていると語った。

  コモンウェルス・ファイナンシャル・ネットワークのブラッド・マクミラン最高投資責任者(CIO)は、「今四半期から本当に分かったことは、長い目で見るとファンダメンタルズに左右されるということだ」と指摘。「消費者信頼感は高く、雇用の伸びも高く、企業業績は伸びが続いている。若干の減速にもかかわらずだ。これらを全て考慮すると、パニックにかられた下落はあるかもしれないが、最終的にはファンダメンタルズが支配する」と述べた。

S&P Makes Huge Quarterly Moves

  ニューヨーク原油先物相場は反発。昨年11月初旬以降で初めて1バレル=60ドルを上回って終えた。ロシアのノバク・エネルギー相が同国は石油輸出国機構(OPEC)とともに実行している減産を加速させると述べたほか、米国ではシェール生産の稼働リグ数が6週連続で減少した。原油は四半期ベースの上昇率としては2009年以来の最大。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物5月限は前日比84セント(1.4%)高の1バレル=60.14ドル。ロンドンICEの北海ブレント5月限は57セント上げて68.39ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.3%高の1オンス=1298.50ドルで終了した。週間では1.5%安。

原題:U.S. Stocks Cap Best Quarter Since ’09; Lyft Soars: Markets Wrap (抜粋)
Oil Caps Best Quarter in Decade as Siberia to Shale Cut Drilling
Told-You-So Rout Hammers Palladium in Worst Week Since 2016

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