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米政府、対ロシアで新たな包括的制裁案を策定-関係者

米ホワイトハウスは、ロシアに対する新たな包括的制裁案を関係省から受け取った。英国で2018年に元ロシア人スパイが神経ガスで襲われた事件に関し、ロシア政府に責任を負わせる狙いがある。

  内部の議論であることから匿名を条件にした関係者2人は、国務省と財務省の担当者が制裁案を練り上げ、発表に向けてホワイトハウスの承認を待っている状態だと明らかにした。

  米国務省は昨年9月、ロシアに対し11月に金融政策を科す見通しを示していた。米議会の一部議員は、生物化学兵器根絶をうたう1991年制定法に基づき制裁が必要だと主張してきた。

  米国が新たな制裁をまだ発表していない理由や、ホワイトハウスの承認までどの程度の時間がかかるかは不明。関係者によると、議会は2016年の米大統領選に干渉しようとした疑いについてロシアに報復措置を科すことに注力しており、元スパイ襲撃事件による制裁には議会からほとんど圧力がなかったという。トランプ大統領はロシアのプーチン大統領と関係を築こうと取り組んでいるが、新たな制裁で米ロ関係はいっそう悪化するリスクがある。

原題:U.S. Said to Have Prepared New Russia Sanctions for U.K. Attack(抜粋)

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