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ルネサスエ社長:工場停止期間、1カ月から短縮の方針-4~6月

  • 需要動向は「非常に厳しい。適正なキャパでやりたい」と呉社長
  • 7月以降については未定、需要を見極めながら判断

半導体大手のルネサスエレクトロニクスの呉文精社長兼最高経営責任者(CEO)は、中国での需要減少を背景に計画している国内主要工場の4-6月の操業停止期間について、当初の約1カ月から短縮する見込みであることを明らかにした。

  呉社長は29日、ブルームバーグなどとのインタビューで「自動化や車載向けを含めて非常に広い範囲で需要が落ちている」と説明。現状は「6割くらいの稼働率」とした上で、「非常に厳しい。適正なキャパでやっていきたい」と述べ、需要に応じた柔軟な生産調整を行う方針を示した。

  4ー6月の稼働停止期間の短縮見込みは示したが、7月以降については未定で、需要を見極めながら判断するとしている。

  半導体市場は米中貿易摩擦の長期化など受けて需要が低迷。ルネサスエの2018年12月期の営業利益は前期比33%減の682億円だった。19年1-3月期の半導体売上高は1460億-1540億円は前年同期の1820億円から減少すると見込んでおり、需要が軟化しても利益を確保できる体制づくりが課題となっている。

Bunsei Kure

ルネサスエレクトロニクスの呉文精社長

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg
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