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ウェルズ・ファーゴCEOが突然の辞任-不祥事後の批判に屈する

更新日時
  • パーカー法律顧問が暫定CEOに-正式な後任は外部から探す計画
  • スローン氏は自らの存在が同行にマイナスになっていると説明

米銀4位ウェルズ・ファーゴのティム・スローン最高経営責任者(CEO)は批判に屈し、28日に突然辞任した。31年間在籍したスローン氏は同行で起きたさまざまな不祥事の沈静化で対応に苦慮していた。同行は後任探しを始めている。

  アレン・パーカー法律顧問が暫定CEOとなる。取締役会は正式な後任を外部から探す計画だと発表した。株価は時間外取引で上昇した。

  スローン氏は2016年のCEO就任以降、民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員ら批判者からの辞任要求に直面。在籍期間が長い内部者には支店網や他部門で起きた不祥事の一掃は期待できないとの声が上がっていた。一方、取締役会はスローン氏への支持を先週にあらためて表明したばかりだった。28日のスローン氏辞任発表の数時間前にも、筆頭株主バークシャー・ハサウェイを率いるウォーレン・バフェット氏はスローン氏を「100%」支持していると述べていた。

House Financial Services Committee Hearing On Examination Of Wells Fargo

ティム・スローン氏

写真家:Andrew Harrer / Bloomberg

  スローン氏は辞任発表後の電話会議で、自らの存在が同行にとってマイナスになっていると説明。「私への注目が、ウェルズ・ファーゴを前進させる能力に打撃を与える阻害要因になっていることは明らかだ」と述べた。

  届け出によると、スローン氏は26日に取締役会に辞意を伝えた。取締役会はまだ後任候補への打診は全く行っていないと、ベッツィ・デューク会長が説明した。

原題:Wells Fargo CEO Abruptly Steps Down, Succumbing to Scandals (1)(抜粋)

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