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超長期債が下落、日銀オペ結果や高値警戒感でー来月のオペ方針見極め

更新日時

債券市場では超長期債が下落。前日の米国市場で長期金利が上昇した影響や高値警戒感に加え、日本銀行が実施した国債買い入れオペで超長期ゾーンの結果が弱めとなり、売りがやや優勢だった。夕方に公表される4月のオペ運営方針に対する警戒感も重しとなった。

  • 新発20年物167回債利回りは一時1.5ベーシスポイント(bp)高い0.34%、新発30年物61回債利回りは1.5bp高い0.505%まで上昇
  • 新発10年物353回債利回りは0.5bp高いマイナス0.095%で推移
  • 5年物138回債利回りはマイナス0.205%と、新発債としては2016年11月以来の低水準
  • 長期国債先物6月物の終値は2銭安の153円28銭。午前に153円17銭まで下げたが、取引終了にかけて横ばいの153円30銭に戻す場面もあった

市場関係者の見方

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト
  • 10年超のオペ結果が水準的に弱めだったため、午後に売られる場面があった
  • 高値警戒感が強い中、今日のオペは減額されなかったが、来月の運営方針で減額されるリスクも意識され相場の上値は重い
  • 前日の米国金利は大きく上昇したわけでもないが、夜間取引の先物の売られ方を考えると、国内要因での警戒感があるのだろう

日銀オペ

  • 残存期間5年超10年以下、10年超25年以下と25年超が対象。いずれも前回と同額。各ゾーンで応札倍率低下、10ー25年と25年超の平均落札利回り差はプラス0.013%
  • 午後5時に4月の国債買い入れ運営方針公表
    • みずほ証券の片脇卓マーケットアナリストは、3ー5年と10ー25年でオファー額のレンジが下方シフトすると予想
  • 過去の国債買い入れオペ結果一覧

背景

  • 28日の米10年国債利回りは前日比3bp上昇の2.39%程度。この日の時間外取引は2.40%程度で推移

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.185%-0.205%-0.095%0.330%0.500%0.550%
前日比-0.5bp-0.5bp+0.5bp+0.5bp+1.0bp 横ばい
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