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ソフトバンクとトヨタ合弁「モネ」に外部資本、ホンダと日野出資

更新日時
  • それぞれ約10%の株式を取得、2社以外の企業にも声かけと宮川社長
  • JR東日本、三菱UFJ銀など88社参加のコンソーシアムも設立

ソフトバンクトヨタ自動車の合弁会社であるモネ・テクノロジーズは、ホンダ日野自動車と資本業務提携する。2社の出資で昨年発足した同社にとって、初の外部資本受け入れとなる。

  28日の発表によると、ホンダと日野自はモネに2億4995万円をそれぞれ出資し、約10%の株式を取得する予定だ。出資完了は5月末までの予定。

  ソフトバンクとトヨタは昨年、移動手段とIoT(モノのインターネット)の融合を目指す合弁会社モネを設立した。今回の増資後の出資比率はソフトバンクが40.2%、トヨタが39.8%になる。設立当初の資本金は20億円だったが、両社は将来的に100億円まで増資する計画を既に表明している。

SoftBank CEO Masayoshi Son and Toyota Motor Corp. President Akio Toyoda Hold News Conference

モネの宮川社長

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  次世代移動サービスでの連携に向け「MONETコンソーシアム」も設立した。JR東日本三菱UFJ銀行など88社が参加する。自動運転時代の事業展開を見据え「モビリティ・アズ・ア・サービス(MaaS、マース)」の開発を共同で進める。

  コンソーシアムの1社であるサントリーホールディングスが提案しているマースの具体的なイメージは、サラリーマンが退社後にモネの車両を呼び出し、リラックスした空間の中でビールを飲みながら帰宅するというものだ。

  モネの宮川潤一社長は都内ホテルで開催したイベントで、「ホンダ、日野以外にもさらに多くの企業に声をかけていく」と発言。さらに、「『GAFA』が誕生したように、マースではモネが世界中で活躍できる存在になりたい」と述べ、将来的には「ウーバー、ディディ、グラブなどと連携を取りながら、国際展開を目指すかもしれない」と海外進出に意欲を示した。

(社長の発言内容を更新し、情報の詳細を追記します.)
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