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ルノー、日産、FCA統合ならVWをはるかに上回る巨大企業に

  • 年間生産台数は1500万台と、VWとトヨタを大きく上回る
  • 生産網の見直しなど膨大な作業も必要になるとアナリスト

自動車業界が経験しているかつてない変化を背景に、独フォルクスワーゲン(VW)とトヨタ自動車をはるかに上回る世界最大の自動車メーカーを誕生させる統合協議が始まる見込みだ。

  仏ルノーは3社連合(アライアンス)の一角である日産自動車との合併交渉を1年以内に再開することを目指し、さらにフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)などの買収を模索すると英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が27日報じた。FCAの「ジープ」「ラム」「マセラティ」ブランドがルノー・日産に加われば、年間生産台数は1500万台と、断然トップとなる。

  合計の従業員数は50万人を超えるが、それでもVWの66万4500人を下回る。12のブランドを擁するVWは昨年、1080万台を販売し、2016年にトヨタから奪った世界1位の座を維持した。

  バンクハウス・メツラーのアナリスト、ユルゲン・ピーパー氏は、アライアンスとFCAが統合すればコスト削減が期待されるものの、生産ネットワークの見直しや、開発費やモデル計画の合理化といった「膨大」な作業が必要になると指摘。統合により高級志向ではなく大衆がターゲットとなるが、これはマスマーケットの自動車メーカーの本来の姿であり、「スケールを拡大する理にかなったステップになるだろう」と述べた。


Biggest Carmaker

Renault-Nissan buying Fiat would create a new global powerhouse

Source: Renault-Nissan-Mitsubishi Alliance, Fiat Chrysler


原題:Renault-Nissan, Fiat Mega-Merger Would Vault Past Volkswagen(抜粋)

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