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ホルシム・フィリピンの買い手候補に太平洋セメントなど-関係者

  • 安徽コンチセメントやイーグル・セメントも選ばれたと関係者
  • ラファージュホルシムのフィリピン上場部門の時価総額1330億円

スイスのラファージュホルシムのフィリピン上場子会社の次回入札に太平洋セメントと中国のセメントメーカー安徽海螺水泥(安徽コンチセメント)が招かれた。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  フィリピンの大手企業グループ、サンミゲルのラモン・アン社長が率いるイーグル・セメントも買い手候補に選ばれたと、これら関係者がこの件が非公開であることを理由に匿名で語った。ホルシム・フィリピンには華潤水泥や紅獅も関心を寄せているという。

  欧州最大のセメントメーカー、ラファージュホルシムは東南アジア事業の幅広い戦略見直しの一環として、インドネシア事業売却に続き、フィリピン事業の処分を検討している。ホルシム・フィリピン株はブルームバーグが売却の可能性を1月に報じて以来50%強上昇し、時価総額は12億ドル(約1330億円)となっている。

  ブルームバーグは1月に、ラファージュホルシムがフィリピン部門の25億ドル前後の評価を目指しているが、買い手候補の一部はより低い評価額を示唆していると報じた。関係者らによると、拘束力のある買収提案は4月後半が見込まれるが、変わる可能性があるという。

  また関係者らは、検討が続いており、ラファージュホルシムは条件面で合意に至らなかった場合は売却計画を撤回する可能性も残っていると語った。

  太平洋セメント・IR広報グループの上野豊佳氏は「個別案件についてはコメントを控える」とした上で、「環太平洋、アジア中心に成長していくため、案件があれば常に検討している」と述べた。

原題:Anhui Conch, Taiheiyo Said Among Bidders for Holcim Philippines(抜粋)

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