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中国人民銀、今年はハト派姿勢後退か-株価・不動産回復でバブル警戒

  • 年末までに預金準備率は計150bp引き下げとアナリスト予想
  • 1年物貸出基準金利と7日物リバースレポは年内据え置きの見込み

中国人民銀行(中央銀行)は2019年も着実な流動性注入を継続するものの、前年ほど積極的な政策緩和は行わないとアナリストはみている。

  ブルームバーグがまとめたエコノミストとトレーダー39人の予想中央値によると、人民銀は市中銀行向け預金準備率の引き下げを続ける見通しで、まず4-6月(第2四半期)に、次いで年後半にさらに2回の実施が見込まれる。預金準備率は四半期ごとに50bp(bp、1bp=0.01%)ずつ、年末までに計150bp引き下げられる見通しだ。18年の同じ期間の引き下げ幅は計250bpだった。

PBOC will likely keep cutting RRR in 2019 but in moderate steps

  BNPパリバのストラテジスト、季天鶴氏(北京在勤)は「中国の株式・不動産市場が回復する中、短期物の金利にさらなる緩和政策は手控えられる公算が大きい」と述べ、資産バブルに対する防衛が必要と指摘。「ベンチマークの貸出基準金利などが今後数カ月のうちに引き下げられる可能性は低い」との見方を示した。

  調査では、1年物貸出基準金利と7日物リバースレポ金利は共に年内据え置きが見込まれている。

原題:PBOC Seen Turning Less Dovish Amid Recovery, Concerns of Bubble(抜粋)

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