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中国:加バイテラのキャノーラ輸出許可取り消し-害虫混入を理由に

  • 華為CFO逮捕後、中国とカナダの政治的緊張が高まっている
  • 加リチャードソン・インターナショナルも同様の措置を受けている

キャノーラ(菜種)購入で世界一の中国は害虫の混入を理由に資源商社グレンコアのカナダ部門バイテラに付与していたキャノーラ輸出許可を取り消した。米国の要請を受け中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の孟晩舟最高財務責任者(CFO)がカナダで昨年12月に逮捕された後、両国間の政治的緊張が高まっている。

  カナダのトルドー首相は26日、同国産キャノーラは「トップクオリティー」だと述べ、問題の解決を図るため「外交チャンネル」を活用する方針を示した。ウィニペグでの記者会見で、代表団の中国派遣を検討していることを明らかにし、「この問題を非常に深刻に捉えている」と語った。
  
  中国は同日、バイテラのキャノーラ出荷登録を撤回。キャノーラ輸出でカナダ最大手のリチャードソン・インターナショナルも今月1日に同様の措置を受けている。同社の担当者は孟CFO逮捕を巡る対立のエスカレートが背景にあるかもしれないと述べていた。3月に入りキャノーラ先物価格は2年7カ月ぶりの安値を付けた。

  カナダ菜種協会は政治的緊張で登録が取り消されかどうかは分からないとしている。

  サスカチワン州レジャイナに本社を置くバイテラは追加情報を得るため政府と同協会と協力しているとのコメントを発表。「品質に関する懸念を深刻に捉えており、われわれの輸出に対する検査における健全かつ科学を基にしたアプローチを支持する」と表明した。

原題:China Cancels Glencore Canada Canola Permit Amid Trade Spat (1)(抜粋)

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