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Photographer: Junko Kimura

日本株は反落、米経済指標悪化と配当権利落ちー銀行など金融安い

更新日時
  • 3月の米消費者信頼感指数124.1に低下、2月の米住宅着工は8.7%減
  • 配当落ち影響はTOPIXが約17.7ポイント-ブルームバーグ
Employees work at the Tokyo Stock Exchange in Tokyo, Japan, on Friday, May 24, 2013. Japanese stocks swung between gains and losses, after yesterday dropping the most since the March 2011 disaster, as utilities and airlines advanced, while commodity producers and paper makers declined.
Photographer: Junko Kimura

27日の東京株式相場は反落。米経済指標が低下して景気に対する慎重な見方が広がった。きょうは3月期決算銘柄の権利落ち日で、配当利回りが高い銀行や保険など金融株が安い。

  • TOPIXの終値は前日比8.45ポイント(0.5%)安の1609.49
  • 日経平均株価は同49円66銭(0.2%)安の2万1378円73銭

背景

  アイザワ証券の清水三津雄日本株ストラテジストは「配当権利落ちの影響が出て上値を抑えている」と話した。その上で、「米国経済はリセッションは免れるだろうが鈍化しており、米国ひいては世界経済の先行きを慎重に見ざるを得ない」と言う。

  銀行や保険、石油・石炭製品、卸売、鉄鋼など高利回り業種中心に下落したが、権利落ち分を差し引くと株価指数は実質上昇したことになる。岩井コスモ証券投資調査部の堀内敏一氏は「配当再投資の思惑が残っている上、前日の米国株上昇によって米債の逆イールドに対する過度な警戒は後退しており、相場は底堅い」と述べた。

権利落ち影響を考慮すると実質は上昇

  TOPIXと日経平均がともに配当権利落ち分を埋めることができなかったことで、「短期的には相場は上昇する形になっていない」と三菱UFJモルガン・スタンレー証券の折見世記シニア投資ストラテジストは指摘した。

  • 東証1部33業種の下落率上位は銀行、保険、その他金融などの金融のほか、卸売、電気・ガス、石油・石炭製品、輸送用機器
  • モルガン・スタンレーMUFG証券が強気判断に上げた日本電産などの電気機器やサービスは上昇
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