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EU、ファーウェイ排除は加盟国判断で-5Gセキュリティー指針

  • 各国は5Gのリスク評価を実施し7月15日までに報告する必要
  • 年末までにEU全体の対応策で合意することを目指す
relates to EU、ファーウェイ排除は加盟国判断で-5Gセキュリティー指針
Photographer: Stefan Wermuth/Bloomberg
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Photographer: Stefan Wermuth/Bloomberg

欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会は26日、次世代通信規格「5G」ネットワークをサイバー攻撃の脅威から保護するための幅広い戦略を発表した。米国が製品の排除を求める中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)については、加盟各国の判断に委ねる方針を示した。

  中国企業が当局のスパイ活動に協力する恐れがあるとして、米政府は通信ネットワークから華為の製品を締め出すよう欧州の同盟国に圧力をかけてきた。キング欧州委員(治安同盟担当)は仏ストラスブールで開いた欧州委の勧告に関する記者会見で、「われわれがきょう取り上げるのは排除ではなく、リスクと脆弱(ぜいじゃく)性の徹底的な分析に基礎を置くことになるプロセスだ」と述べた。

  欧州委の勧告を受けて、EU各国は5Gネットワークインフラのリスク評価を実施し、7月15日までに報告する必要がある。その後年末までに許認可の条件や検査、「安全でない」と考えられるサプライヤーの特定を含むEU全体の対応策で合意を目指す。国家安全保障上の理由から特定の企業を市場から排除する権利を各国は留保する。

  華為は「5Gセキュリティーに関する欧州委による勧告の基本方針と適切なアプローチを歓迎する。欧州の規制・監督当局が抱いているサイバーセキュリティーを巡る懸念を当社は理解している」とコメントを発表した。

原題:Huawei Dodges EU Bans for Now as Bloc Unveils 5G Cyber Plan (1)(抜粋)

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