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英ヘッジファンドがサウジに資金返還、カショギ氏殺害を懸念-関係者

英ヘッジファンドのファロ・マネジメントは、顧客のサウジアラビア金融当局に資金を返還していたことを投資家に説明した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。ジャーナリストのジャマル・カショギ氏が殺害された事件を受けた措置という。関係者らは、情報が部外秘だとして匿名を条件に語った。

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ジャマル・カショギ氏

写真家:Jehan Alfarra / Middle East Monitor

  ファロ・マネジメントは、サウジアラビア通貨庁(SAMA、中央銀行に相当)向けに運用していた約3億ドル(約330億円)を昨年12月に返還したと、関係者の1人が述べた。世界で最も影響力のある投資家に数えられるサウジに対し、こうした動きはまれだ。

  同関係者によると、ファロの創業者ギヨーム・フォンケネル氏(54)は1月、昨年のサウジアラビア政府関係者によるカショギ氏殺害への懸念を理由に、同社の基本方針を順守するために資金返還を決定したと一部投資家に説明した。

  ファロの広報担当はコメントを控えた。SAMAの担当者は、コメントを求める電話や電子メールに返答していない。ファロの運用資産は1月末時点で97億ドル。

原題:Hedge Fund Is Said to Spurn Saudi Arabia’s Cash After Murder (1)(抜粋)

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