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ボストン連銀総裁は利上げバイアス維持、他の当局者より「楽観的」

  • 見通しが外れ景気悪化なら次の動きが利下げとなる可能性受け入れ
  • 景気判断下方修正の米経済、国際的リスクがさらなる脅威と指摘

ボストン連銀のローゼングレン総裁は米政策金利の次の動きについて、引き下げよりも引き上げとなる公算の方が大きいと引き続き考えている。ただ、そうした見通しが外れたとしても意外ではないという。

  ローゼングレン総裁は22日のインタビューで、経済成長とインフレの見通しに関し、他の連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の大半に比べ自分は「もっと楽観的だ」と語り、自身の予想が正しければ、「次の動きが引き上げとなる可能性がある」と話した。

  一方で、「景気が悪化して、私の予測よりも世界経済が不調となり、直近のデータもそれと合致するなら、次の動きが引き下げとなる可能性を受け入れるのに全くやぶさかでない」と付け加えた。ローゼングレン総裁は今年のFOMCで投票権を持つ。

  20日に公表されたFOMC参加者17人による最新のドット・プロット(金利予測分布図)では、大半の当局者が今年の利上げをゼロと見込んでいることが示された。他方で6人は少なくとも1回の利上げを予想しており、ローゼングレン総裁はこのグループに属すると考えられる。

  ローゼングレン総裁はまた、FOMC参加者が最新の予測で今年の米経済成長率見通しを中央値で2.1%に下方修正したことについて、国際的なリスクによってこの見通しすら脅かされていると指摘。「中国と欧州はいずれも弱く、現在の予想よりも一段と弱まるかもしれないと懸念する材料がある」とし、それ自体が利上げを停止する「よい理由だ」と説明した。

Future Rate Path?

Projections for Fed Funds target rate

原題:Fed’s Rosengren Hangs On to Hiking Bias Despite Rising Risks(抜粋)

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