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Jディスプの東入来CEOが療養、提携交渉への影響懸念の声も

更新日時
  • 月崎COOが業務を代行、今期で5期連続の純損失見通し
  • 現預金は544億円に減少、アップルの不振が影響

ジャパンディスプレイ(JDI)は26日、東入来信博会長兼最高経営責任者(CEO)が病気療養すると発表した。月崎義幸社長兼最高執行責任者(COO) が会長とCEO業務を代行する。

  東入来氏は2017年6月にCEOに就任。JDIは今期(19年3月期)で5期連続の純損失となる見通しの中、中国企業を含む複数社との提携交渉を進めていた。18年3月期には約2500億円の純損失を計上し、構造改革を行った。
 
  同社の坂井一喜広報担当は、提携交渉の行方について「月崎社長が代行するので影響はない」と述べた。

Japan Display Inc. Chairman And CEO Nobuhiro Higashiiriki Announces Earnings Figures

JDIの東入来信博会長

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

  JDIは最大顧客の米アップルの不振が影響し業績が悪化。昨年12月末では有利子負債が1315億円に増える一方で、現預金は544億円と同年3月末の809億円から大幅に減少しており、財務基盤の強化が喫緊の課題となっている。

  ミョウジョウ・アセット・マネジメントの菊池真代表取締役は「奔走されてご苦労された」と解釈する一方で、「提携話をまとめることは一層難しくなり、会社の存続も含めて株式投資としては一層厳しい」との見方を示した。

(投資家コメントや背景を追加しました.)
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