コンテンツにスキップする

米国債の相場上昇に弾み、市場は2019年の米利下げ織り込み

  • 米10年債利回り、一時2.3754%-17年12月以来の低水準
  • 「市場は市場自体に反応」-ルネサンス・マクロ・リサーチ

世界的にソブリン債に投資資金が殺到する動きは、25日の米国債市場でも続いた。債券トレーダーは、米連邦準備制度が年内に利下げを余儀なくされるとの観測を強めている。

  同日の10年物米国債利回りは一時2.3754%まで低下し、2017年12月以来の水準を付けた。米当局の政策に関し市場が再考する中で利回りは低下した。オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)は、10月の連邦公開市場委員会(FOMC)までに0.25ポイントの利下げがあるとの織り込みを示唆する。

Treasury rally pushes 10-year yields below 2.4%

  BMOキャピタル・マーケッツのストラテジスト、ジョン・ヒル氏は、25日の動きの背景には米国債を売り持ちにしていた投資家のショートカバーがあったかもしれないと述べた。

  10年物利回りはフェデラルファンド(FF)金利の実効レート(2.41%前後)も下回った。

  22日にはドイツの製造業指標が弱く、世界の成長懸念を再燃させたことから、米国債があらゆる年限で買われた。ルネサンス・マクロ・リサーチの経済責任者、ニール・ダッタ氏は25日について「慣性以外にこの日の動きを促すニュース的なものは何もなかった」とし、「市場は市場自体に反応している」と述べた。

原題:Treasuries Rally Gains Steam as Full Fed Cut Priced In for 2019(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE