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債券下落、高値警戒感や株価大幅高で売り圧力-40年入札は低調な結果

更新日時

債券相場は下落。前日までの急速な利回り低下で高値警戒感が強まったことや株式相場の大幅な反発、この日に実施された40年利付債入札が低調となったことを背景に売り圧力が強まった。

  • 新発10年物353回債利回りは、日本相互証券の前日午後3時の参照値より2ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.07%
  • 新発40年物11回債利回りは一時3.5bp高い0.60%、20年や30年債利回りも上昇
  • 長期国債先物6月物の終値は前日比16銭安の152円95銭

市場関係者の見方

三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也シニアエコノミスト
  • 記録的なフラット(平たん)化を受けて注目されていた40年債入札は低調な結果になった
  • 高値警戒感の中で、年度末を控えた投資家の買わなくてはいけない需要はある程度こなされて積極的な応札が見送られたことが確認された
  • 日経平均株価も昨日の記録的な下げから大きく戻す展開になるなどの外部環境を含めて、債券市場も行き過ぎた動きが調整されている

40年債入札

  • 最高落札利回りは0.610%、ブルームバーグがまとめた市場の予想中央値は0.605%
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.50倍、前回の3.79倍から低下
  • 備考:過去の40年債入札の結果

背景

  • 東京株式相場は大幅反発。日経平均株価は前日比2.2%高の2万1428円39銭で引けた
  • 25日の債券市場では長期金利がマイナス0.095%と2016年8月以来の水準まで低下。超長期債利回りも軒並み16年以来の低水準を記録し、利回り曲線のフラット化が進行

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.170%-0.180%-0.070%0.355%0.530%0.580%
前日比+1.5bp+1.5bp+2.0bp+2.0bp+3.0bp+1.5bp
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