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中国副首相ら、関税引き下げや債券発行加速を表明-経済成長支援で

  • 北京で今週開かれる米中貿易協議を前に副首相と財政相が発言
  • 米中貿易戦争の「休戦」を楽観させる新たなヒントか

中国の副首相らは関税を引き下げ、2019年に債券発行を加速する方針を表明した。米国との貿易摩擦問題に取り組みながら、景気減速に対応する狙いだ。

  韓正副首相は24日に北京で開かれた中国発展高層フォーラムで、中国が経済の自由化を進める中で、今後も輸入関税の引き下げを継続し外国企業にとって最上の環境を構築していくと表明した。関税引き下げの詳細には言及しなかった。

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韓正副首相(3月24日、北京)

写真家:Thomas Peter / AFP経由でGetty Images

  韓副首相は、知的財産権保護の改善や技術移転強要の禁止などの政策を再確認した。劉昆財政相も同フォーラムで、政府が債券発行を加速させ、その調達資金を内需促進に利用する方針を示した。

  中国副首相らのこうした表明は、今週の米中貿易協議の前触れとなるもので、両国の「休戦」を楽観させる新たなヒントとなりそうだ。中国が財政政策による景気支援の強化をあらためて表明したのは、世界的な景気の弱さの中で自国経済の減速に対処するため同国政府が国内市場を一段と重視していることをうかがわせる。劉財政相は、歳入は鈍化するものの「財政政策が実体経済の支援により重要な役割を果たしていく」と述べ、税金や手数料を今年、2兆人民元(約32兆7000億円)以上減らす計画をあらためて示した。

原題:China Officials Tap Lower Tariffs, Debt Sales to Aid Growth (2)(抜粋)

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