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トランプ氏の北朝鮮制裁「撤回」ツイート、どの制裁指すか関係者当惑

  • 北朝鮮に科した「大型の追加制裁」の撤回を命じた、とトランプ氏
  • 具体的にどの制裁を撤回したのかホワイトハウスは説明せず

トランプ米大統領のツイートをきっかけに、米国の対北朝鮮制裁方針を巡り混乱が広がった。トランプ氏は22日、北朝鮮に科した「大型の追加制裁」の撤回を命じたとツイッターに投稿した。

  トランプ氏が具体的に何を意味しているのか、今のところは不明だ。トランプ氏は追加制裁が22日に科されたと述べたが、米財務省からそのような発表はない。同省は21日に、北朝鮮の制裁回避を手助けしたとして中国に拠点を置く海運2社を制裁対象に指定してはいる。

  ホワイトハウスと財務省の報道官からは、トランプ大統領の発表に関する具体的な説明はない。何の制裁についてトランプ氏が撤回を命じたのかは不明なままだ。

  制裁の実施を担う財務省外国資産管理局(OFAC)の元ディレクター、ジョン・スミス氏は電子メールで、「まったく衝撃的だ」とし、「米国の大統領が自ら進んで、北朝鮮の利益に資するよう自国の制裁担当機関の面目をつぶした」と指摘した。

  ホワイトハウスのサンダース報道官は、「トランプ大統領は金正恩委員長を好ましく思っており、これらの制裁が必要だとは考えていない」との声明を発表した。トランプ氏がどの制裁の撤回を計画しているのか、声明には説明がない。同報道官は補足を求める質問に応じなかった。

原題:Trump Tweet Sows Confusion Over U.S. Sanctions on North Korea(抜粋)

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