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トランプ米大統領、ゴラン高原のイスラエル主権認める考え表明

  • 4月9日イスラエル総選挙でネタニヤフ首相続投を支援する狙いか
  • ネタニヤフ首相、週末訪米-トランプ大統領と来週夕食会

トランプ米大統領は21日、イスラエルが占領するゴラン高原について同国の主権を認める考えを示した。イスラエル政治に深く踏み込んだ今回のツイッター投稿は、来月の総選挙で続投を目指すネタニヤフ首相を支援するとともに、来年の米大統領選を見据えユダヤ系米国人やキリスト教福音派を意識したものとみられる。

  トランプ大統領は21日にツイッターで、「米国はゴラン高原でのイスラエルの主権を完全に認めるべき時だ」とコメントした。ゴラン高原は1981年にイスラエルが事実上併合した地域だが、国際的には認められていない。

  大統領はエルサレムをイスラエルの首都と認定することで同国の主権として認める範囲を拡大する前例のない決定を下し、パレスチナ側の反発にもかかわらず2018年に米大使館をエルサレムに移転させた。

  イスラエルの検察当局から汚職の罪で近く起訴される可能性のあるネタニヤフ首相は、トランプ大統領のツイートを取り上げ、ゴラン高原をイスラエルの領土と完全に認めたものだと歓迎した。ネタニヤフ首相は今週末に米イスラエル公共問題委員会(AIPAC)の年次会合のためワシントンを訪問し、来週ホワイトハウスでトランプ大統領との夕食会に臨む。

U.K. Prime Minister Theresa May Hosts Israel's Prime Minister Benjamin Netanyahu

ネタニヤフ首相

写真家:Simon Dawson / Bloomberg
Netanyahu Trump

トランプ大統領とネタニヤフ首相を掲載した選挙キャンペーンの看板(エルサレム)

写真家:Oded Balilty / AP Photo

原題:Trump Courts U.S. Jews With Bid to Secure Netanyahu Re-Election(抜粋)

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