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Photographer: Akio Kon/Bloomberg

長期金利が2年4カ月ぶり低水準、世界的な金利低下でフラット化

更新日時
Traffic travels past the Bank of Japan (BOJ) headquarters in Tokyo, Japan.
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

長期金利が2年4カ月ぶりの水準まで低下した。米連邦公開市場委員会(FOMC)で年内利上げ停止見通しが示されたことで世界的に金利低下圧力が掛かっていることが背景にある。金利水準がプラス圏にある超長期債も買い進まれており、利回り曲線はブルフラット(平たん)化している。

  22日の債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債利回りはマイナス0.06%と、2016年11月以来の低水準で取引を開始。その後はマイナス0.07%まで下げている。超長期債利回りにも低下圧力が掛かり、新発20年、30年、40年債は約2年4カ月ぶりの水準を更新した。米長期金利は前日に一時1年2カ月ぶりの2.5%割れとなり、ドイツ長期金利はゼロ%付近まで下げた。

  岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、長期金利低下について、「FOMCは予想以上にハト派的で驚いた市場参加者が多かったのではないか。年度末の買いが残っていた部分もあって参加者が少ない中で大きく動いてしまった可能性もなきにしもあらずだろう。マイナス0.1%程度まで下がっても不思議はない」と述べた。

新発10年物国債利回りの推移
(第3段落の市場参加者のコメントを差し替え、末尾のチャートを更新します.)
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