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Photographer: Tomohiro Ohsumi

米マイクロン株急伸、厳しい環境で合理的対応とアナリスト評価

Micron Technology Inc. Double-Data-Rate Synchronous Random-Access Memory (SDRAM) chips are arranged for a photograph in Tokyo, Japan.
Photographer: Tomohiro Ohsumi

半導体大手、マイクロン・テクノロジーの株価が21日の米市場で上昇。2018年12月-19年2月(第2四半期)決算が市場予想を上回った。一方で、同社が示した見通しは市場予想を下回ったほか、DRAMの需要低迷に対応するため生産と設備投資の両方を削減すると明らかにした。

  アナリストらはこの計画をおおむね支持。厳しい環境においては必要な措置だと評価し、2019年後半の回復に向けた土台作りになるとの見方を示した。数社はマイクロンの見通しに関して慎重な姿勢を維持し、シティグループは投資判断を引き下げたほか、モルガン・スタンレーは持ち直し予想は「懐疑的」としているが、目標株価を引き上げた企業も複数ある。

  21日の米株式市場でマイクロンは一時10%高。昨年5月に付けた高値からは約30%下落しているが、12月の安値からは50%近く上昇している。

Analysts said it was handling a bad environment well

アナリストの見方は以下の通り:

JPモルガン、ハーラン・スール氏

  弱い今年前半に「利益性に大きく重点を置く」姿勢が見られた。ファンダメンタルズは6-8月期に谷を迎え、2020年に向けて改善する見通し。

  目標株価を64ドルに引き上げ。従来は55ドル。投資判断は「オーバーウエート」で据え置き。

シティ、 クリストファー・デーンリー氏

  決算は「悪い」内容で、ガイダンスは「悲惨」だった。

  見通しと減産は「適切なステップ」だが、「DRAMクラッシュ」は株価予想を圧迫し続けるだろう。投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価はウォール街で最も低い30ドルに下方修正。従来は35ドル。

バークレイズ、ブレイン・カーティス氏

  減産は「市場の悪化を認めている」行為だが、「この環境での供給においては合理性の高いアプローチであり、一部変動費用の削減も示唆する」。

  投資判断は「オーバーウエート」、目標株価は40ドルでそれぞれ維持。

  「まだ底を打っていないことは明白だが、需要のトレンドは今年後半に改善すると予想され、在庫の問題は年央にかけて解消に向かうだろう。マイクロンはこうした厳しい状況に対処するため合理的なアプローチを取っている」。

原題:Micron Analysts Praise Good Execution in Tough Environment (2)(抜粋)

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