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ボーイング事故機のブラックボックス分析始まる-専門家エチオピアに

  • フライトデータなどダウンロードしたフランス当局、調査官3人派遣
  • 分析はエチオピア主導、FAAやNTSBなど米当局にも参加要請

ボーイング737MAXの今月の墜落事故を巡る調査は、事故機のブラックボックスのデータが焦点となっており、海外の調査チームがエチオピアに集結している。

  事故が起きた10日のフライトデータと操縦室の音声データをダウンロードしたフランス航空事故調査局(BEA)は、エチオピア当局の調査を支援するため3人の調査官を派遣する。BEAの報道官は20日、全ての分析をエチオピアの調査当局が実行することを明らかにした。

  ボーイングと同型機の認証過程への風当たりが強まる中、事故原因の究明は極めて重要になっている。世界の航空会社や航空当局はMAXの運航を停止しており、ボーイングの主力製品である同型機の将来は危機的状況にある。同モデルの墜落事故は5カ月足らずで2回目だった。

  BEAの報道官によると、調査を主導するのはエチオピア当局だが、ボーイングのほか、BEAや米連邦航空局(FAA)、米運輸安全委員会(NTSB)など他の機関も参加を要請された。

  米紙ニューヨーク・タイムズは、エチオピア航空が1月時点で737MAX8のフライトシミュレーターを設置していたにもかかわらず、墜落した302便のパイロットがそれによる訓練を受けていなかったと伝えた。

Ethiopian Airlines crash aftermath

エチオピア航空が運航していたボーイング737MAX8のフライトレコーダー

出典:EPA-EFEによるBEA

原題:Boeing Black-Box Analysis Starts as Experts Gather in Ethiopia(抜粋)

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