コンテンツにスキップする

独BMW:今年の税引き前利益10%以上減少へ、1.5兆円の合理化着手

  • 貿易摩擦や電気自動車投資が利益を圧迫、利益率も長期目標下回る
  • モデル削減や開発時間短縮でコスト削減へ、従業員数は維持

ドイツの自動車メーカー、BMWは今年の利益が昨年の水準を「かなり下回る」と警告した。貿易摩擦の影響と電気自動車に対する巨額の投資を相殺するため、120億ユーロ(約1兆5200億円)規模の合理化に着手したことも明らかにした。

  BMWは20日、今年の税引き前利益が前年比で10%余り落ち込む見通しだと発表した。減益に対応し、モデル数の削減や開発時間の3分の1短縮などコスト削減策を加速させる。従業員数は前年並みで維持する。

  この発表でBMW株価は急落し、下落率は一時6%近くに達した。同社の暗い見通しから連想売りが広がり、ドイツ同業のダイムラー、フォルクスワーゲン(VW)の株価もそれぞれ下げている。

  BMWはすでに先週、今年は厳しい1年になるとの認識を示していた。自動車部門の今年の利益率は6-8%と長期目標の8-10%を下回る見込みで、ニコラス・ペーター最高財務責任者(CFO)は状況が悪化すればさらなる利益率の低下もあり得ると付け加えた。

BMW 2019年予測

2018年実績

税引前利益は前年の水準を「かなり下回る」、少なくとも10%減少税引前利益は7.9%減の98.2億ユーロ
自動車部門の利益率は6-8%、長期目標は8-10%で維持自動車部門利益率は9%から7.2%に低下
販売台数は「小幅な」増加グループ販売台数は1.1%増

原題:BMW Warns of Profit Slump, Sets $14 Billion Savings Plan (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE