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フェデックス株下落、再度の予想引き下げ-「失われた一年」示唆

更新日時

米フェデックスの株価が20日の米市場で大幅下落。同社は前日、海外市場の低迷と貿易の減速を受け、ここ3カ月で2回目の利益予想下方修正を行った。

  • フェデックスの19日の発表資料によると、2019年5月通期の1株利益は一部項目を除いたベースで15.10-15.90ドルとなる見通し。昨年12月には15.50-16.60ドルと予想していた
  • 米中貿易摩擦、英国の欧州連合(EU)を巡る不透明性を受けて海外需要が軟化していると、フェデックスは説明

市場の反応

  • フェデックス株は20日の通常取引で一時6.5%安の169.66ドル。前日のニューヨーク市場の通常取引終了後には、一時4.1%下落していた
  • 5月に終了する2019年度は「失われた1年とでも言うべき年」になりつつある。「利益成長ペースが予想を下回る理由は説明がつくが、投資コミュニティーにとって不安材料になることに変わりはない」-カウエンのアナリスト、ヘレン・ベッカー氏(20日付の顧客向けリポートで指摘)

会社発表の要点

  • 海外での輸送量の不振が主力の航空貨物事業、エクスプレス部門を圧迫
  • 同社は売り上げ鈍化傾向に対応する「追加行動」を検討していると説明。フレッド・スミス 最高経営責任者(CEO)は2018年12月-19年2月(第3四半期)の業績が「予想を下回った」とコメント
  • 1月から通年で週6日の配送体制に移行したのに伴い発生した費用や購入した輸送手段の料金値上げによる米陸上部門のコスト増加も痛手となった
    • 追加情報
    • 会社の発表資料

原題:FedEx Tumbles as New Cut to Profit Forecast Signals ‘Lost Year’
FedEx Cuts Profit Forecast Again Amid Stubborn Weakness Overseas(抜粋)

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