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【NY外為】ドルが小幅安、FOMC政策発表控え-ユーロは高い

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19日のニューヨーク外国為替市場では、ドル指数が過去8営業日で7度目の下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)が20日に、金利について市場の見方に近い姿勢を示すとの思惑からドル売りが出た。ユーロは3日続伸。

  • 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.1%低下。一時は0.2%下げ、2月28日以来の低水準を付けた。ドルは主要10通貨の大半に対して下落
    • インプライドボラティリティーが低下。FOMCは金利とバランスシートに関して辛抱強い姿勢をあらためて示すと予想されているが、平均インフレ目標にシフトする可能性もある
    • ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルのクロスアセットストラテジスト、チャーリー・マケリゴット氏はドルについて、「FOMCの政策発表をあすに控え、非常にハト派的な結果が金利市場に織り込まれている」ことを反映していると指摘
  • ニューヨーク時間午後4時57分現在、ドルは対円で0.1%未満下げて1ドル=111円42銭、対ユーロでは0.1%安の1ユーロ=1.1349ドル
  • ドルは豪ドルに対しては上昇。米中貿易協議で中国側が米国の要求に抵抗しているとして、複数の米当局者が懸念していることが明らかになり、豪ドルは軟調となった
  • JPモルガンG7ボラティリティ指数は2014年9月以来の低水準。世界の主要中央銀行がハト派に傾いているため、1月以降低下トレンドにある
Dollar bulls take a step back before Fed decision
  • 独DAX指数が1.1%上昇する中、ユーロは堅調となった。ユーロは対ドルで2週間ぶり高値近辺にとどまっており、強気派は1.1400ドルに近いトレンドラインの抵抗線を目指している
  • 対円でのドルは下値が限定的だった。欧州債の利回り上昇や一部商品価格の上昇が背景
    • 日本勢が会計年度末を前にしたリパトリで米30年債を売っているとの臆測から、ニューヨーク時間の朝方に米国債利回りが上昇。ドルはこの日の高値111円48銭を付けた

欧州時間の取引

  ドル指数は3日連続で低下。FOMCの政策発表を翌20日に控えて、ドルの買い持ちを減らす動きとなった。ボラティリティーが弱まる中、主要10通貨は比較的狭いレンジで推移した。

原題:Dollar Slides as Traders Await Fed; Euro Advances: Inside G-10(抜粋)
Dollar Extends Losses as FOMC Begins Policy Meeting: Inside G-10

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