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メルケル独首相、ドイツ銀とコメルツ銀の合併から距離置く姿勢を明示

  • 介入は望まない、合併を判断するのは当事者の銀行だけ
  • メルケル首相はこれまで、合併構想について発言を控えていた

ドイツのメルケル首相は、ドイツ銀行とコメルツ銀行の合併が理にかなうか判断するのは両行幹部だと言明した。国内2大銀行が合併すれば画期的だが、最大3万人の人員削減がささやかれるなど物議を醸しており、首相は政府として距離を置く姿勢を示した。

Germany's Chancellor Angela Merkel Delivers Keynote Speech at Global Solutions World Policy Forum

ドイツのメルケル首相(19日、ベルリン)

Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

  メルケル首相は19日にベルリンで開催されたグローバル・ソリューションズ・サミットで、2行の合併は民間企業の問題だと指摘。政府はコメルツ銀行の約16%株を保有しているため合併構想には「一定の関心」があるとしつつ、「政府の介入をあまり望まない。この合併が自身のためになるのか判断でき、判断しなければならないのは当該企業だけだ」と語った。

  メルケル首相は壇上で行われたブルームバーグ・ニュースのジョン・ミクルスウェイト編集主幹とのディスカッションで、こうした見解を明らかにした。ドイツ銀行とコメルツ銀行の合併は社会民主党(SPD)出身のショルツ財務相とクキース副財務相が後押ししているとみられているが、首相はこれまで両行の合併について発言を控えていた。

原題:Merkel Seeking Distance From Deutsche Bank-Commerzbank Merger(抜粋)

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