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債券は下落、円安・株高や高値警戒感で売り優勢-FOMC見極めも

更新日時

債券相場は下落。先物が夜間取引の流れを引き継いで買いが先行したものの、円安・株高や高値警戒感から徐々に売りが優勢となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて動きにくいとの指摘も聞かれた。

  • 新発10年物353回債利回りは、日本相互証券の前日午後3時の参照値を1ベーシスポイント(bp)上回るマイナス0.04%
  • 長期国債先物6月物の終値は前日比8銭安の152円73銭。2銭高の152円83銭で始まったがその後は売りに押された

市場関係者の見方

バンクオブアメリカ・メリルリンチの大崎秀一チーフ金利ストラテジスト
  • 基本的には年度末を控えている上、FOMCの結果が日本の祝日に公表されるため、動きにくい状況だ
  • 午前の取引中盤から売り優勢に転じたのは、このところの金利低下を受けた利益確定や円安・株高を受けたものだろう
  • FOMCでは年内利上げ回数の見通しが1回になり、バランスシートの縮小を年内で停止する方針が示されると予想-市場の利下げ織り込みはやや行き過ぎか

日銀買いオペ

  • 残存期間5年超10年以下が対象。金額は前回オペと同じ
  • 応札倍率は3.21倍と前回から上昇
  • 備考:過去の国債買い入れオペの結果一覧
  • BofAの大崎氏
    • 5年超10年以下は案分利回り格差が0.1bpとなるなど、市場予想通りの結果だった

背景

  • 株式相場は小幅高。日経平均株価は前日比0.2%高の2万1608円92銭で終了
  • 東京外国為替市場のドル・円相場は111円31銭を安値に一時111円69銭までドル高が進んだ

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.170%-0.170%-0.040%0.390%0.565%0.630%
前日比-0.5bp 横ばい+1.0bp+1.0bp+1.0bp+1.5bp
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