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豪中銀:力強い雇用と成長鈍化との矛盾点解消待つ構え-議事要旨

  • 住宅投資の落ち込み、現在の予想より一層急激となる可能性
  • 労働市場の動向が特に重要との点でメンバーは一致

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は、同国住宅価格が一段の下落に見舞われる中で政策金利の据え置きを続けている。力強い雇用と経済成長の鈍化との矛盾点が解消されるのを静観する構えだ。

  豪中銀は19日に公表した5日の政策決定会合の議事要旨で、労働市場が見通しに「特に重要」であると指摘するとともに、消費を巡ってかなりの不確実性があるとの見解をあらためて示した。住宅投資の動向が成長率を押し下げ、同投資の落ち込みは現在の見通しより「一層急激となる可能性がある」とした。

  議事要旨では、「当面は金融政策調整のための強力な根拠はないとの点でメンバーは一致した」と説明。「むしろ、新たな情報が手に入り、国内の経済データにおける現在の緊張関係が解消されるようになるまで、オフィシャル・キャッシュレートを据え置くのが適切だろうと判断した」と記した。

  不動産価格の下落が家計支出を圧迫し、成長鈍化を招く中で、豪中銀は政策スタンスを中立に転換した。2018年10-12月(第4四半期)の同国主要8都市の住宅価格は加重平均で前期比2.4%低下し、前年同期比では5.1%の低下となった。

原題:Australian Housing Slide Deepens as RBA Worries About Consumers(抜粋)

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