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OPECやロシア、協調減産を維持-4月の総会と全体会合は見送り

  • 減産延長を巡る決定は6月末の期限直前まで行われない可能性が高い
  • サウジのファリハ・エネルギー相は4月の決定を当初支持していた

石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」は18日、アゼルバイジャンの首都バクーで共同閣僚監視委員会(JMMC)を開催し、4月に開く予定だったOPEC総会と非OPECを含めた全体会合の見送りを決めた。

  来月の会合取りやめは、協調減産を延長するかどうかの決定が6月末の期限が訪れる直前まで行われない可能性が高いことを意味している。ロシアのノバク ・エネルギー相は、減産を延長するかどうか決定するタイミングとして、4月の会合では早過ぎるという意見集約を主導。サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は、4月の決定を当初支持していたが、最終的には「4月は時期尚早だろう」と述べて同調した。

  これに伴い、北海ブレント相場を今年に入り25%押し上げる効果があったOPECプラスの協調減産の規模は、当面確保されることになる。

  ただ、サウジを中心とするOPECとロシアには立場の隔たりがあり、協議の非公開を理由に関係者の1人が匿名を条件に語ったところでは、ノバク・エネルギー相は協調減産の延長に引き続き反対している。今後数カ月で意見相違が解消されない場合、6月25、26日にウィーンで開く会合での原油供給を巡る決定は予断を許さないものとなりそうだ。

サウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相

ソース:ブルームバーグ

ロシアのノバク ・エネルギー相

ソース:ブルームバーグ

原題:OPEC’s Missing Meeting Shows Strain in Saudi-Russia Alliance(抜粋)

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