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超長期債が上昇、20年入札結果で投資家需要の強さを再確認

更新日時

債券市場では超長期債が上昇。この日に実施された20年国債入札が市場予想を上回る結果となり、超長期ゾーンに対する投資家需要があらためて確認されたことで買い圧力が強まった。

  • 新発20年物167回債利回りは、日本相互証券の前日午後3時の参照値より1ベーシスポイント(bp)低い0.385%
  • 新発30年債利回りは0.555%、新発40年物利回りは0.615%と、それぞれ2016年11月以来の水準に低下
  • 新発10年物353回債利回りは横ばいのマイナス0.04%
  • 長期国債先物6月物の終値は前日比3銭高の152円81銭、一時152円84銭まで上昇

市場関係者の見方

三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也シニアエコノミスト
  • 20年債入札、利回り0.4%割れで迎えたことで警戒感が強かったが、順調な結果となり買い安心感が広がった
  • 年度末を控えて、そろそろキャッシュつぶしニーズが一服したとの見方もあったが、まだ買わざるを得ない資金が超長期債を中心に入っていることがうかがえる
  • 米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えてハト派的な内容が織り込まれる中、ここからの金利上昇は厳しいとの見方がコンセンサスになってきている

20年債入札

  • 最低落札価格は101円95銭、市場予想101円90銭
  • 投資家需要動向を反映する応札倍率は4.84倍と2014年1月以来の高水準。小さければ好調な入札を示すテールは4銭に縮小
  • 平均落札利回り0.391%、最高落札利回り0.393%
  • 三井住友トラストAMの押久保氏
    • 世界的に中央銀行がハト派的な政策の方向にシフトしている状況下で、下値不安がない
    • 低い中でもキャリーを取っていかなくてはいけないという面も
  • 備考:過去の20年債入札の結果一覧

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.165%-0.170%-0.040%0.385%0.555%0.615%
前日比 横ばい 横ばい 横ばい-1.0bp-2.0bp-2.5bp
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