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3月18日の海外株式・債券・為替・商品市場

更新日時

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎【NY外為】ドル小幅安、FOMCはハト派傾斜との見方-円高い

  18日のニューヨーク外国為替市場で、ドル指数は1日以来の安値を付けた。先週のドル下落基調が続いている。米連邦公開市場委員会(FOMC)が今週の定例会合で、ハト派に傾くとの見方が強まっている。

  • ニューヨーク時間午後4時5分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前営業日比0.2%低下。先週は0.7%低下し、週間ベースで昨年12月下旬以来の大幅な下げとなっていた。円は過去4営業日で3度目の上昇
    • 英ポンドが下落したのに伴い、ドルは一時上昇する場面もあった。英下院のバーコウ議長はメイ首相の欧州連合(EU)離脱案について、中身が大幅に異なるものでない限り再び採決にはかけられないと述べた
    • ブルームバーグ・ドル・スポット指数はその後、再び下げに転じた。ドルが対円で下落し、100日移動平均線を模索する展開となった。スイス・フランも上昇したほか、豪ドルも高い
  • 市場の注目は19-20日のFOMC会合に移っており、当局が引き締めサイクルの終わりに近づいているとの確証を模索する見通し
  • ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査によると、FOMCは今年1回だけ利上げを実施し、今週の会合では今後3年間の金利見通しを引き下げる可能性が高い
  • ドルは対ユーロで0.1%安の1ユーロ=1.1341ドル。対円では0.1%下げて1ドル=111円41銭

欧州時間の取引

  ドルが主要10通貨の大半に対して下落。株式相場の上昇に加え、FOMC会合を週内に控えていることが背景。
原題:Dollar Declines on Dovish Fed Bets as Yen Advances: Inside G-10 (抜粋)
Dollar Weakens Ahead of Fed Meeting; Pound Declines: Inside G-10

◎米国株・国債・商品:株が5カ月ぶり高値、注目材料控え

  18日の米株式相場は続伸。主要中央銀行の政策決定会合や、地政学的な情勢、経済指標など注目材料が豊富な週を迎え、買いが続いた。米国債はもみ合いの末に小幅安。

  • 米国株は続伸-エネルギー株上昇、ボーイングは安い
  • 米国債は下落、値動き不安定-10年債利回り2.60%
  • NY原油は反発、主要産油国が減産継続の方針を確認
  • NY金は小反落、ドル指数が一時下げ渋り

  前週に2.9%上昇したS&P500種株価指数は2営業日続伸し、5カ月ぶり高値を付けた。原油高を背景にエネルギー関連株が上昇したほか、金融や消費者関連株も上げた。ダウ工業株30種平均はボーイングの下落が上値を抑制したが、プラス圏は確保した。短期間に2回の墜落事故を起こした「737MAX」の設計承認を米運輸省が調査しているとの報道で、ボーイングの株価は下落した。

  S&P500種株価指数は前週末比0.4%高の2832.94。ダウ平均は65.23ドル(0.3%)上げて25914.10ドル。ナスダック総合指数は0.3%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.60%。

  ニューヨーク原油先物相場は反発。今年の高値で引けた。石油輸出国機構(OPEC)の加盟国と非加盟主要国で構成する「OPECプラス」は、減産を当面続ける方針を確認した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は57セント(1%)高の1バレル=59.09ドル。ロンドンICEの北海ブレント5月限は38セント上げて67.54ドル。

  ニューヨーク金スポット価格は小反落。ドル指数が下げ幅を縮小する中、金は一時の0.3%高から下げに転じた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は1.40ドル(0.1%)安の1オンス=1301.50ドルで終了。

  今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)やイングランド銀行(英中央銀行)の政策会合が開かれ、金融政策の先行きについて手掛かりを得られる可能性が注目されている。

  米国債は売買が活発だった一方、値動きは小幅にとどまった。長期物が比較的しっかりした動きとなる中、5年債と30年債の利回り差は縮小、イールドカーブがフラット化した。
原題:U.S. Equities’ Momentum Carries Into Fed Week: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Bear Flatten as Stocks Advance; Futures Volumes Slump 
Oil Hits 2019 High as OPEC+ Re-Commits to Cuts in the Near Term
Gold Erases Gain, Trades Little Changed, as Dollar Pares Losses

◎欧州債:イタリア債上昇、英国債はドイツ債をアウトパフォーム

  18日の欧州債市場ではイタリア債が上昇し、周辺国債全般を押し上げた。英国ではメイ首相の欧州連合(EU)離脱案を3度目の議会採決にかけることが事実上禁止され、英国債がドイツ債や米国債をアウトパフォームした。

  • イタリア債の利回り曲線は10年債までブルフラット化。10年債利回りは10カ月ぶりの低水準を付けた。ドイツ債とのスプレッドは6カ月ぶりの234ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)にまで縮小した
    • ポルトガル債も上昇。S&Pグローバル・レーティングが15日に、長期債格付けを「BBB-」から「BBB」に引き上げたことが好感された
    • スペインは21日に3、10、20年債を30億-40億ユーロ発行すると発表
  • ドイツ10年債利回りは1bp下げて0.08%、フランス10年債利回りも1bp低下して0.45%、イタリア10年債利回りは7bp下げて2.42%
  • ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください

原題:Italian Bonds Rise, Gilts Outperform Bunds: End-of-Day Curves(抜粋)

(米国株・国債・商品を更新。更新前の記事はボーイングの報道につき訂正済みです.)
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